伊藤「制作時には、やはりターゲット層のことを考えますが、ハイティーンの志向はすごく多様なのでどこまで通用するかわからない部分も大きいですよ。日野さんも子どもたちのリサーチをかなりされると聞きましたが…」 『二ノ国』日野晃博が『HELLO WORLD』伊藤智彦監督と語った、アニメ制作にかける想い. 日野「『僕だけがいない街』は衝撃を受けました。原作もすごくよかったけど、アニメの演出ですごくドキドキさせられて、こんな上質なサスペンスがつくれるんだ…って。10代後半とか、若い人のフィーリングに合う作り方が上手だなと感じます」 共に公開中のアニメ映画『二ノ国』と『HELLO WORLD』。前者の製作総指揮/原案・脚本は人気ゲーム「レイトン」シリーズや「妖怪ウォッチ」シリーズで知られるレベルファイブの日野晃博、後者の監督を務めたのは「ソードアート・オンライン」などで監督を務め、演出面にも定評のある伊藤智彦だ。それぞれゲームクリエイターとアニメクリエイターという立場だが、作品づくりに共通する考え方はあるのだろうか。今回実現した2ショット対談では、両者のクリエイティブに対する姿勢や、アニメ制作への想いを掘り下げた。, ──お互いの作品にはどんな印象をお持ちでしたか? 利用規約│ ?「SAO」監督最新作『HELLO WORLD』が始動!, 興行収入25億円の大ヒットを記録した『劇場版ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』(17)で映画監督デビューを飾った伊藤智彦監督の待望…, 「妖怪ウォッチ」や「レイトン」でも大ブームを巻き起こしたレベルファイブ。今度は映画で話題を呼ぶ!, 山崎賢人、新田真剣佑、永野芽郁といった世代を代表する俳優たちがキャラクターに命を吹き込んでいることでも注目を集めている青春ファンタジー『二ノ国』(8月…, 百瀬監督の“ジブリイズム”が、キャラクターデザインや世界観にあふれだす『二ノ国』は必見!, 山崎賢人、新田真剣佑、永野芽郁といった世代を代表する俳優たちがキャラクターに命を吹き込んだ青春ファンタジー『二ノ国』(8月23日公開)。 伊藤「僕にとって日野さんは『スーパースター』。ゲームとアニメ、メディアをまたいでのオーガナイザーって希少な存在だなと思っていて。それでいて、ご自身の『影響力』をどの作品にも忍ばせている。そのさじ加減が素晴らしいと思っていました」, ──印象的だった作品などはありますか? 伊藤「明るいヒーロー的なキャラクターも作ってみたいですけど、僕にそのキャラクターの“タネ”がないんですよね(笑)」, 松坂桃李もファンを公言、演出指示は「エヴァンゲリオン」! 日野「子どもたちがいま、どんなものを『クールだ』『面白い』と思っているかはキャッチするようにしています。届ける相手の顔を想像しながら、『これをやったらウケるかな』『驚くかな』ってニヤニヤしながら書いていて(笑)。でもある程度は研究やリサーチでカバーできても、結局その作品の『らしさ』みたいなものは、クリエイター本人の好きなものや演出面のクセみたいなものに表れると思うんです」, ――『二ノ国』と『HELLO WORLD』は共に高校生が主人公ですね。主人公の年齢の設定にはこだわりがあったのですか? Amazonで有沢 ゆう希, 日野 晃博, レベルファイブの小説 映画 二ノ国 (講談社KK文庫)。アマゾンならポイント還元本が多数。有沢 ゆう希, 日野 晃博, レベルファイブ作品ほか、お急ぎ便対象商品は当日お届けも可能。また小説 映画 二ノ国 (講談社KK文庫)もアマゾン配送商品なら通常配送無料。 2019年8月23日より全国公開が始まる映画『二ノ国』。本作の生みの親、日野晃博氏が、本作の意外なポイントを語ってくれた。 伊藤「そうですね。ちなみに、自分の経験とリンクするような脚本を書かれることはありますか?」 日野「ハイティーンの魅力って、なにをするかわからない危うさみたいなところにもありますよね。大人ならやらないけど、好きな女の子のために先生を殴ることもあるかもしれない。それがドラマとして不自然でないというか」 日野「僕は普段アニメを見るときにはあまり『この人がつくっているんだ』というのを気にしていないのですが、伊藤さんが手掛けてきた作品のリストを見て、『けっこう拝見しているな』と気づきました」 日野「でも、そういう主人公のほうが感情移入しやすかったりもしますよね」 本作は、同…, 山崎賢人「すごい作品に出させてもらった」と感動!新田真剣佑、永野芽郁と『二ノ国』の魅力を語る, 8月23日(金)公開のアニメーション映画『二ノ国』。人気ゲームの「レイトン」シリーズや「妖怪ウォッチ」シリーズでも知られるレベルファイブによる同タイト…, レベルファイブの日野晃博が製作総指揮/原案・脚本を務め、スタジオジブリ出身の百瀬義行が監督した青春ファンタジー映画『二ノ国』が、いよいよ公開となった。…, 「レイトン」シリーズや「イナズマイレブン」シリーズの生みの親である日野晃博が製作総指揮と原案、脚本を務め、監督を『おもひでぽろぽろ』(91)で原画を担…, 「バチェロレッテ・ジャパン」本編最終話の新トレーラー解禁!クライマックスに波乱の予感?, 『バチェロレッテ・ジャパン』男性参加者17名を一挙発表!壮絶なバトルを予感させる予告映像も解禁<写真19点>, “初代バチェロレッテ”福田萌子が番組参加を決めたワケ「プライベートをさらけだすのは勇気がいること」, 会社概要│ お問い合わせ. 日野「『二ノ国』では『恋愛ができる年齢、でもどこか未熟』であることが、ドラマを動かす条件だなと考えていたので、メインキャラクターを高校生にしました。不慣れな恋愛を描きやすいシチュエーションが作れるかなと考えて」 広告掲載│ プライバシーポリシー│ 『二ノ国』日野晃博が『hello world』伊藤智彦監督と語った、アニメ制作にかける想い 2019年10月3日 16:45 【写真を見る】注目のアニメ映画2本で、豪華2ショット対談が実現! 伊藤「僕もです。僕は昔からそんなに活発なほうではなかったので、キャラクターもけっこう最初はネガティブなタイプが多いんですよ」 日野「あります!(笑)女の子に言われてドキっとした言葉とか、10代のころに体験した小さなドキドキは作品に入っているかもしれません」 特定個人情報の適正な取扱いに関する基本方針│ Copyright © MOVIE WALKER Co., Ltd. All Rights Reserved. 伊藤「僕も似ています。それも進路問題が浮上する2年生や3年生ではなくて入学したての1年生に設定しようと思っていて、中学1年生だと幼すぎるので高校1年生にしました。単なる恋愛ものではなくプラスアルファの要素を入れたいときは、進路などに悩んでいないプレーンな1年生のほうが動かしやすいんです」