悪魔の目的は「人間の魂を奪うこと。魂を地獄へ導くこと」なので、ヴァラクの目的も同じだと思います。魂を奪うためには人間を弱らせる必要があるので、ジャネットや家族の睡眠妨害したり、恐怖を感じさせて衰弱させようとします。ビルの霊にも協力させます。 (adsbygoogle=window.adsbygoogle||[]).push({}); ジャネットが肩をかまれた歯型は、前歯2本がない老人、つまり72歳で亡くなったビル・ウィルキンスの霊によるか、そう思いこませるために悪魔ヴァラクが噛み跡をつけた可能性もあります。, 問題は母ペギーが手を噛まれた傷ですが、エドが水の中で見つけた前歯のない「入れ歯」と歯型が一致します。この入れ歯がビルのものならゾッとするのですが、エドは誰にも言わないので、ペギーの偽装を疑ったような描写になっています。, 幽霊が「実際の入れ歯」で噛むというのは変だし、「前歯のない入れ歯」を作るのもありえないため、私もこの入れ歯は「ペギーによる偽装」だと判断します。するとジャネットの歯型もあやしくなりますが、本作ではその真偽については明確にしません。, ジャネットが、外から施錠された部屋に瞬間移動して、悪魔が部屋の十字架の全てを逆さ十字にしたり、ジャネットを捕まえてカーテンでしめつけた時はまだビデオ撮影する前だったので偽装の確証はありません。ただ瞬間移動の方法は不明です。, ジャネットがキッチンで暴れた光景はビデオ映像に残されてて、ジャネットによるイカサマだったことが判明してます。しかしこれは、ジャネットが「悪魔や霊におどされて、わざと演じた」と言っています。, 本作では明確にされませんが、次のとおり推測できます。「悪魔」と「霊」は全く違う存在なので区別してください。終盤にロレインが見た夢では、悪魔がビルの幽霊を追い払ったので、下の1つ目が映画的には一番近いと思います。, ビルの言葉は「助けて。アレがオレのことを、はなしてくれない」です。アレとは悪魔ヴァラクです。, ビルの霊は家族に会いたかっただけなのに、悪魔におどされてジャネットに憑依(ひょうい)したり、ホジソン一家をこわがらせたりしました。, そのことを悪魔にバレないよう、ウォーレン夫妻に伝えようとして意味不明な謎の言葉を2回発します。それに気づいたエドは2つの言葉「助けて。アレが、、ことをはなして、、」「オレの、、くれない」をつなげて上の一文を完成させます。, 本作では明確にされません。シスター姿でロレインの悪夢に現れたヴァラクは、名前を教えることがそれほど重要だとは気づいてなかったのかもしれません。名前を教えることにより、むしろ恐怖を与えて今後の悪魔事件に関わらないよう促した気もします。. 史上最長のポルターガイスト事件の実話…死霊館エンフィールド事件(感想、結末、裏話) キャスト; あらすじ~ 解説. 一文感想 ↓ 2つの悪霊の存在が交わう時、過去作の全ての謎が明らかに、しかも怖さも衰えず… 他の人のレビューだと… 惜しげもなく現実に存在する怖さを知らしめた前作『死霊館』の続編『死霊館 エンフィールド事件』。, 大人気シリーズ「死霊館」の第2作『死霊館 エンフィールド事件』を紹介していきます。, (C)2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC ALL RIGHTS RESERVED, 【キャスト】 これが実話?死霊館シリーズの2作目。アミティビル事件後、心霊調査に消極的な霊能力者ウォーレン夫妻はエンフィールドで見覚えある悪魔に遭遇。次女ジャネットに取りついた霊の正体と言葉の意味は?家族ぐるみの偽装なのか?悪魔の名前は?(ネタバレあらすじ↓), この先はネタバレありのあらすじです。続編前作や関連映画は、アナベル・死霊館シリーズ一覧も参考にしてください。, 1968年の『アナベル人形』事件、1971年の『死霊館』事件などで有名になった超常現象研究家の夫婦、霊能力者ロレイン・ウォーレン(ヴェラ・ファーミガ)、悪魔祓いのエド・ウォーレン(パトリック・ウィルソン)は、1976年、アミティビル事件を調査します。, アメリカのニューヨーク州アミティビルに引っ越してきたラッツ一家の屋敷で、霊視のための交霊会を行うと、以前この家に住んでたロニー・デフェオが悪魔に取りつかれて家族を惨殺したとわかります。ロレインは霊視で少年を地下室へ追うと黒目のシスターが夫エドの死を予知し、後日エドがそのシスターを描いたので以後の心霊事件は断ることに決めます。, ペギー・ホジソン(フランセス・オコナー)は離婚して4人の子どもを育てるのに精一杯で、イギリスのロンドン北部エンフィールドへ引越します。次女ジャネット(マディソン・ウルフ)は長女とウィジャボード(日本のコックリさん)で霊を呼ぶ遊びをします。, ウィジャ盤は反応なく、ベッド下に放置されます。その晩からジャネットは夢遊病のように下の階や床で寝てたりします。長女マーガレット(ローレン・エスポジート)もドアを激しく叩く音や、ジャネットの「俺の家だ。出てかないと殺すぞ」を聞きます。, ジャネットは肩を何者かに噛まれます。末っ子ビリー(ベンジャミン・ヘイ)も、へそ曲がり男(ハビエル・ボテット)の影を見ておびえます。疑ってた母ペギーもタンスが勝手に動くのを見て、警察もお手上げで、向かいのノッティンガム家にしばらく避難します。, やがてテレビ局などマスコミが来て、心霊現象研究科のアニタ・グレゴリー(フランカ・ポテンテ)とモーリス・グロス(サイモン・マクバーニー)がジャネットにインタビューします。ジャネットは急に男性の声で「オレは72歳のビル・ウィルキンス。リビングの椅子で死んだが家族に会いに戻ってきた」と話します。, グレゴリー博士は懐疑的で、ジャネットがビルの噂を知ってて演じてる可能性を指摘します。しかしホジソン家への心霊現象は収まりません。教会から依頼されたウォーレン夫妻は、悪魔のシスターの夢でエドの死を警告されてたが、人助けのため調査へ向かいます。, ジャネットに水を含ませ腹話術でないと証明しながらインタビューします。現れたビルにエドが十字架を向けると「助けて、アレが、、ことをはなして」が録音されます。夜、外から施錠した部屋に瞬間移動して叫ぶジャネットは、カーテンの中から助けられます。, 母ペギーが地下室で何かにかまれた時、同じ歯型の入れ歯をエドは水の中で見つけます。キッチンでのポルターガイスト現象では、ジャネットに憑依したビルは「オレの、、くれない」とまた謎の言葉を言います。しかしアニタが録画映像を見せてジャネットの偽装を証明します。, 霊の存在を全く感じないロレインとエドも、家族の狂言と判断して帰国することにします。しかし列車に乗ったエドは、ビルの謎の言葉を2つ同時再生します。「助けて。アレがオレのことをはなしてくれない」でロレインは悪魔が霊をあやつってると気づきます。, ジャネットは姉に「霊におどされて、カメラ前で演技した」と言います。ウォーレン夫妻が駆けつけると、ジャネットが1人で家に閉じ込められて悪魔に体を乗っ取られかけています。エドは地下室から侵入して助けに行くが、水で一時的に視力を奪われます。, ロレインは悪霊シスターの悪夢時に、本に書きとめた悪魔の名前を思い出します。稲妻で庭の木が折られ、とがったクイになり、へそ曲がり男や悪魔はジャネットとエドを串刺しにしようとするが、ロレインが悪魔の名「VALAK/ヴァラク」を叫び、無事救出します。, 名前を呼ばれると支配されるため、シスター姿の悪魔は地獄へもどされます。ジャネットは十字架をくれたエドに「私は2人に救われて運が良い」と言います。同じ家で母ペギーは2003年まで生きます。走馬灯はウォーレン夫妻の資料館(死霊館)に保管されます。エンドロール前に、実話での録音テープの音声とホジソン一家やウォーレン夫妻の写真が映されます。, この先はネタバレありの感想考察です。続編前作や関連映画は、アナベル・死霊館シリーズ一覧も参考にしてください。, 死霊館シリーズの2作目も前作『死霊館』と同じく「呪われた家や家族」の物語です。ホラー映画の中でもかなり恐い演出の多いシリーズで、苦手な人にはオススメできないけど、そうでない人にはクセになるかもしれません。, ストーリーは、エンフィールドに引越してきたシングルマザーと子ども4人が心霊現象に悩まされ、それを霊能力者ウォーレン夫妻が解決するというホラー映画です。メインストーリーが前作とほぼ同じなのは工夫が無いけど、実話ベースだから仕方ないですね。, ただ、前作は人里離れた屋敷で、その前に池やいわくありげな巨木があったりとホラーに向いてたのに比べ、本作は住宅街ですぐに向かいの家へ逃げこめたり、呪われた歴史もなかったり、タンスやオルゴールのようなグッズもなく、かなり雰囲気は劣っていました。, 一方で起こるポルターガイスト現象の異常性や、シスター姿の悪魔ヴァラクのおぞましさ、へそ曲がり男?の異様さなど、ビジュアル面でのホラー表現はかなり増してて恐ろしさはアップしてます。住宅街で起こるのは、より身近に感じられる効果はあります。, 本作では、ロレインがエドの命を気にしたり、夫婦がマスコミにたたかれたりして除霊・悪魔ばらいに消極的です。また、貧しいホジソン一家が補助金をもらうために心霊現象を演じてる可能性を見せるのは、実話らしいあやうさを感じられて興味深いです。, ジャネットの偽装がビデオ映像でバレますが「悪魔が、ウォーレン夫妻や教会をあざむくためにわざとさせた」というのも人間くさすぎます。結局悪い霊ではなかったビルは気の毒です。ところで悪魔や霊は考え、会話もできそうですが「脳」はあるのでしょうか?, 家や家族が悪魔にねらわれた理由が最後まで明かされないのは拍子抜けですが、悪魔ヴァラクの物語は続編(前日譚)『死霊館のシスター』で語られるのかもしれず楽しみです。ラストの録音テープ音声や写真を見ると事実だったことを思い出してゾッとします。, エピソードや霊がわかりやすくて良かったけど、雰囲気や襲われる理由などが明確だった前作『死霊館』の方が好みです。ウォーレン夫妻の宿敵っぽい悪魔ヴァラクも現れて、今後のシリーズも目を離せないのでおすすめです!, 霊能力者ロレインと、悪魔祓い(ばらい)エドのウォーレン夫妻が関わった悪魔がらみの事件をユニバーサル化した映画シリーズです。多くが実話ベースで、惜しみのない恐怖映像で描かれるため、ホラー映画の中でもかなり恐い部類です。, 1968年『アナベル人形』事件、1971年『死霊館』事件、そして本作冒頭で少し語られる、1976年「アミティービル事件」などでアメリカで有名になり、本作「エンフィールド事件」でイギリスでも名が知れわたりました。, 1976年に、アメリカのニューヨーク州アミティビルに引っ越したラッツ家で起こった数々の心霊現象を、牧師や心霊研究家そしてウォーレン夫妻が実際に調査し「悪魔のしわざだと断定」した実在事件です。, その後、現実でのラッツ家はその体験を出版したり映画化して富を得ますが、ウォーレン夫妻の証言以外は作り話だったことが判明しています。本作では脚色して「修道女姿の悪魔ヴァラク」が関わってるように描かれています。, 少し脚色はしてそうですが、ほぼ実話ベースの映画だそうです。エンフィールド事件は、史上最長期間続いた心霊現象(ポルターガイスト現象)としてイギリスでは有名です。, 超常現象研究家のウォーレン夫妻、ホジソン一家の実物写真や、テープレコーダーに録音された実際の音声などは、映画ラストのエンドクレジット中に流れます。, 事実ではなく物語を盛り上げるための演出のような気はします。または、ロレインの「予知・透視能力」により、その後関わることになるエンフィールド事件の悪魔が見えたのかもしれません。, 欧米で霊と交信するためのオモチャで、日本でいうコックリさんです。19世紀に、死んだ人の霊魂と会話するための降霊術や心霊術などで使われた道具が起源だそうです。ヴィジャボードと呼ぶ人もいるが、正確にはウィジャボード(フランス語のウィ)。, 本作ではジャネットが最初にウィジャボードで霊と交信しようとして失敗しますが、後のウォーレン夫妻も一切この件にふれてないので、ボードで悪魔や霊を呼んだわけではなさそうです。, ただ、4人いる子どもの中でジャネットが悪魔や霊に選ばれた理由やきっかけになった可能性はありそうです。, 霊能力者ロレインは、霊視で見たシスター姿の悪魔ヴァラクが、クイで夫エドを刺すのを見て脅迫されたと感じます。また、エドが見た悪夢を描いた絵がシスター姿のヴァラクだったことも、ロレインに恐れを感じさせます。, ロレインは夫エドの命が危険だと予知したため、今後の心霊事件への干渉をやめようと提案し、エドも了承しました。また、アミティビル事件についてのマスコミ報道も、ウォーレン夫妻の証言には懐疑的だったので、疑われることに疲れたのもあったと思います。, 教会からの依頼をいったんは断るが、貧しいシングルマザーと4人の罪のない子ども達を助けたいという思いで、ロンドンのエンフィールド事件を引き受けることにします。. 映画「死霊館エンフィールド事件 」ネタバレあらすじとラストまでの結末・動画やみんなの感想を掲載。起承転結でわかりやすく徹底解説しています。死霊館エンフィールド事件 のストーリーの結末・感想や感想を含んでいるので、観ていない方はご注意ください。 死霊館・エンフィールド事件は実話を元にした映画だ。通常実話が元になっている映画は脚色がされているものが常であるが、この映画の特徴はポルターガイスト現象において大げさに書いた部分はほなく、死霊館シリーズは実際に起きた現象を単純に映像化したものなのだ。 映画『死霊館エンフィールド事件』に登場するキャラクターとして、もっとも印象深いものに悪魔がいますよね。 この悪魔のヴァラクの正体とは、何者だったのでしょうか? シングルマザーの ペギー と4人の娘たちは、古い屋敷に住んでいた。. 2016年には、この出来事を基にした映画『死霊館 エンフィールド事件』が制作された。 死霊館エンフィールド事件のネタあらすじ 家族全員を怖がらす目立ちたがり屋な幽霊さんの登場. ネタバレ感想『死霊館 エンフィールド事件』考察や評価レビュー. または、ロレインなど人間は取るに足らない存在だと、見くびってた可能性もあります。 (adsbygoogle=window.adsbygoogle||[]).push({}); 本作では最後まで、悪魔ヴァラク(シスター姿)、へそ曲がり男の正体は不明のままです。前日譚のスピンオフ映画『死霊館のシスター』の中で明かされるかもしれません。, アミティビルに引っ越してきたラッツ一家の屋敷で、霊視のための交霊会を行うと、以前この家に住んでたロニー・デフェオが悪魔に取りつかれて家族を惨殺, ジャネットは急に男性の声で「オレは72歳のビル・ウィルキンス。リビングの椅子で死んだが家族に会いに戻ってきた」, 霊能力者ロレインと、悪魔祓い(ばらい)エドのウォーレン夫妻が関わった悪魔がらみの事件をユニバーサル化した映画シリーズ, アミティビルに引っ越したラッツ家で起こった数々の心霊現象を、牧師や心霊研究家そしてウォーレン夫妻が実際に調査し「悪魔のしわざだと断定」した実在事件, エンフィールド事件は、史上最長期間続いた心霊現象(ポルターガイスト現象)としてイギリスでは有名, 実物写真や、テープレコーダーに録音された実際の音声などは、映画ラストのエンドクレジット中に流れ, 霊能力者ロレインは、霊視で見たシスター姿の悪魔ヴァラクが、クイで夫エドを刺すのを見て脅迫されたと感じ, 昔この家に住んでて、リビングのチェアに座りながら72歳で亡くなったビル・ウィルキンスという老人男性の霊, 悪魔はジャネットの家族をこわがらせるためと、ジャネットを弱らせるために、ビルの霊をジャネットに取りつかせ, 悪魔の目的は「人間の魂を奪うこと。魂を地獄へ導くこと」なので、ヴァラクの目的も同じ, キッチンで暴れた光景はビデオ映像に残されてて、ジャネットによるイカサマだったことが判明, ロレインが見た夢では、悪魔がビルの幽霊を追い払ったので、下の1つ目が映画的には一番近い, ビルの言葉は「助けて。アレがオレのことを、はなしてくれない」です。アレとは悪魔ヴァラク, シスター姿でロレインの悪夢に現れたヴァラクは、名前を教えることがそれほど重要だとは気づいてなかったのかも, ヴェラ・ファーミガ、パトリック・ウィルソン、フランシス・オコナー、マディソン・ウルフ、サイモン・マクバーニー、フランカ・ ポテンテ. 『死霊館 エンフィールド事件』(しりょうかん エンフィールドじけん、原題:The Conjuring 2)は、2016年制作のアメリカ合衆国のホラー映画で、死霊館シリーズに属する作品である。 9月に2本ホラー映画が出るというのでまずは、今月公開されるうちの1本「死霊館シリーズ」のスピンオフ「死霊館のシスター」に備えて、「死霊館(2013)」「死霊館 エンフィールド事件(2016)」「アナベル 死霊館の人形(2014)」「アナベル 世界が心霊現象の存在を認めざるを得なかった戦慄の実話!ポルターガイスト現象が最も長期間続いたとされる"エンフィールド事件"は最も調査されたポルターガイスト現象としても有名です。実際の"エンフィールド事件"についても紹介しています。 ①イギリス・エンフィールドのグリーン通りに住むホジソン家で怪奇現象が続く。特に娘・ジャネットの身にはおかしなことが続き、アメリカの有名なウォーレン夫妻が調査に来た。エドは悪魔の専門家、ロレインは霊能力を持っている。②当初は自作自演かと思われたが「悪魔が霊視を妨害するため、ビルの霊を手下にしていた」ことが判明。悪魔を祓い、ジャネットは助けられた。 ヴェラ・ファーミガ、パトリック・ウィルソン、フランシス・オコナー、マディソン・ウルフ、サイモン・マクバーニー他, 【作品概要】 死霊館エンフィールド事件では、最初からロレインを狙っているという考察も辻褄があいます。 元々 エド が夢で見た絵(ヴァ ラク )を書き始めるのが序盤であります。 学校でタバコを吸った疑いをかけられ、母親に怒られていじけた次女の ジャネット は、長女の マーガレット と霊を呼び出すおまじないをする。. 2007年3月、イギリスのチャンネル4がエンフィールドのポルターガイストに関するドキュメンタリー番組を放送した。 タイトルは"Interview with a Poltergeist" 。 映画化. 映画『死霊館エンフィールド事件』のヴァラクの正体と実話でのその後を調査. ある日、次女ジャネットはいつも通り姉のマーガレットと寝ていると、なぜか別の部屋で目を覚ますという夢遊病のようになりました。 前作『死霊館』の後、ウォーレン夫妻が解決する事件はあの「エンフィールド事件」。果たして無事に解決できるだろうか…。, ウォーレン夫妻は前作『死霊館』に代表するように、様々な怪奇事件を解決した超常現象の専門家です。, 人形に憑依したアナベル・ヒギンズを祓った「アナベル事件」、前作ペロン家に現れた魔女の悪霊を祓った事件に関わりました。, そしてアメリカ・ニューヨーク。ラッツ家に悪霊が住み着いたとされ、ウォーレン夫妻は調査を行います。, ロレインが交霊会をラッツ家に行うと、ロニーという男が自分の家族を惨殺した事件が有ったことを突き止めました。, 霊視でロニーの犯行の一部を見たロレインは地下室に移動し、大きな鏡の前に立ちました。すると背後からシスターの霊に襲われたので、助手がカーテンを開けて交霊会を中止にしました。, 舞台は変わり、イギリスはエンフィールド。ホジソン家は母子家庭で貧しい暮らしを送っていました。エンフィールドのグリーン通りに引っ越してきました。, 引っ越してすぐ、異変は起こります。ホジソン家の次女ジャネットは姉のマーガレットといつも寝てるのに、朝起きると何故か1階で目覚めており夢遊病のようになりました。, 姉のマーガレットの部屋では、激しくノックする音が聞こえますが開けても誰もいません。母のペギーは、離婚で精神的に不安定なのではないかと考えていました。, ですが、ジャネットの夢遊病は悪化する一方で、うなされているジャネットに声をかけたマーガレットはジャネットではない声で「この家から出て行け」と言われます。, この奇妙な体験はマーガレットとジャネットだけではなく、弟のビリーにも降りかかります。玩具の車が勝手にサイレンを鳴らしたりしました。, 最初は深刻に考えていなかったペギーですが、自分の目の前でタンスが動くのを見てジャネットの夢遊病は夢遊病ではなく、幽霊の仕業ではないかと疑いました。, 警察に通報し、現場に来てもらいますが「怪奇現象は警察の範疇ではない」といわれ、専門家にアドバイスしてもらうように言われ、現場に来ていた警察官の知り合いに神父がいるので、その人に連絡すると言われました。, その頃、ウォーレン夫妻はアメリカでマスコミに取り上げられ、科学派と対談したりと追いかけ回されていました。エドの不吉な夢を見たロレインは、休養をとろうと提案します。, 一方エンフィールドでは、ホジソン家の異変をマスコミが取り上げます。この際、テレビクルーが取り憑かれているジャネットに名前を聞いた所「ビル・ウィルキンス」だと名乗ります。, 連日新聞で取り上げられ、ホジソン家の怪奇現象は「イギリス版アミティビル」と言われました。, 協会を通して、ウォーレン夫妻の元にも依頼が来ます。ロレインは不吉な予感が的中しないよう、エドに関わらないようにお願いしますが困ってる人を助けるため、2人はイギリスへと向います。, ジャネットとペギーが一緒に寝ているときに、ジャネットが一瞬で移動しましたがそれを見ていたのはペギーだけでした。, 女性のグレゴリー博士は、政府から補助金を出してもらうための「自作自演」ではないかと指摘します。テレビクルーがホジソン家に、大量のカメラを仕掛けて検証を行います。, 台所から悲鳴が聞こえたので向かうと、ジャネットが台所に閉じ込められます。ですが、監視カメラの映像で自ら入った所が録画されており、ペギーとジャネットの狂言ということで処理されてしまいます。, 調査は終了し、ウォーレン夫妻は帰りの電車を待ちながら、ウォーレン夫妻は何か納得行かず話し合っていました。, すると、ジャネットに取り憑いているビルの話し方にエドが気づきます。2度、奇妙な喋り方をしたシーンがあり、それをつなげると「助けて、アレが俺を話してくれない」となっていました。, ビルは霊になっても家族に逢いたくて来たものの、悪魔に憑かれて手先として動いていました。, 霊的な要素を感じないのは、悪魔が取り憑いているからだったのです。急いでホジソン家へ戻る2人ですが、ジャネットの体は悪魔に乗り移られかけていました。, エドは何とかホジソン家へ侵入し、ロレインの予知夢のおかげでなんとか悪魔を祓うことができました。, 実在する「エンフィールドのポルターガイスト」をベースにした物語を、ホラー要素を取り入れつつ上手くエンターテイメントへと落とし込んでいます。(もしかしたら本当に悪魔の仕業かもしれません), シリーズを重ねるごとに慣れてしまい、迫力を感じなくなる作品は数多くありますが、「死霊館」シリーズは全く衰えることのないホラーを提供してくれます。, 前作『死霊館』のホラーの方向性は、ホラー映画好きでは知らない人はいない『エクソシスト』テイストな話ですが、今作『死霊館 エンフィールド事件』はあの『ポルターガイスト』のようになっているのは偶然とは思えないです。, そして『死霊館』の時にも感じたことですが、映画内のことは現実で起こったことだということです。正に、「事実は小説よりも奇なり」という慣用句を地でいっています。, 今作も、ジェームズ・ワンの手腕は遺憾なく発揮されており、明るい昼間でないと「死霊館」シリーズを見ることはできないと感じました。, 画面から目を離したくなるような恐怖演出の数々もありつつ、怪奇現象を通して絆の深まるエドとロレインの関係は必見です。, 最近面白いホラーを見れていない方や、涼しくなりたい方に『死霊館 エンフィールド事件』をおすすめします。, Tags : 2016年公開 / アメリカ映画 / ワーナー・ブラザース映画 / ジェームズ・ワン, 映画『残穢(ざんえ)』ネタバレ感想と結末までのあらすじ。ラスト終えて尚も怖さを感じさせるJホラーの後味, 中村義洋監督×作家小野不由美 身近でおこる怪奇現象を鮮烈に描くJホラー映画 映画『残穢【ざんえ】-住んではいけない部屋-』は、作家・小野不由美の第26回山本周五郎賞受賞の同名同名ホラー小説を、『予告犯 …, 映画『クワイエット・プレイス』は、9月28日(金)より全国ロードショー! 2018年全米公開後、『レディ・プレイヤー1』『グレイテスト・ショーマン』などをも超える興行収入を叩きだし、2018年オリジナ …, Netflix映画『ザ・ベビーシッター』ネタバレ感想考察と結末までのあらすじ。おすすめホラーコメディは登場人物の魅力が光る!, NETFLIX映画『ザ・ベビーシッター』 身近で仲の良い人の、恐ろしい「裏の顔」。 普段が良い人であればあるほどそのふり幅は大きく、より衝撃的になります。 今回は大好きなベビーシッターが、実は悪魔崇拝 …, ホラー映画『生き人形マリア』あらすじネタバレと感想。結末まで怖い亡きデラマス監督の世界観, 『生き人形マリア』はカリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2019にて上映。 殺人人形チャッキー、呪いの少女人形アナベル…。 映画界を震撼させてきた、人の情念宿った人形たちによって引き起こされ …, “悪いオトナに「死」を届ける…簡単なおつかい…” 『呪怨』の清水崇監督が再び世界を震撼させる究極のホラー映画『こどもつかい』をご紹介します。 スポンサーリンク CONTENTS映画『こどもつかい』の作 ….