公務員になりたいと思われている方は少なくないでしょう。経済的にも社会的にも安定感のある公務員はとても魅力的です。しかし、そのためには公務員試験を突破しなくてはなりません。この中で意外に難関なのが、自己prです。適した自己prとは?またその例文をあげています。 就職試験で必ず求められる自己PRですが、公務員試験の場合はどのようにアピールすると好印象を与えられるのでしょうか?公務員試験の自己PRの具体的な書き方やアピールすべきスキルを、新卒と転職者それぞれにぴったりの例文を交えてご紹介します!, 公務員試験を受けるときは、受験先から履歴書もしくは面接カードの提出を求められます。この中で必ず聞かれることのひとつが自己PRです。ただ自分の長所を並べるだけでは説得力がないので、根拠のある内容を整理して書く必要があります。, では、自己PRの最初に伝えるべきアピールポイントには何がふさわしいのでしょうか。公務員の仕事をこなしていく上で、特別なスキルは必要ありません。しかし、その分どの社会人にも必要な自分の仕事に責任を持ち、周囲と連携を取りながら最後までやり遂げる能力が重要視されます。公務員試験の自己PRでは、個性や革新力をアピールするよりも責任感のある誠実な人物像を印象付けるといいでしょう。, 自己PRを書くには、まず公務員に求められるスキルが何かを考慮した上で自分が最もアピールしたいポイントを決めます。そしてこれまでの経験の中からそれを裏付けるエピソードを探し、その経験から何を得たのかを書きます。得たものは最初に決めたアピールポイントを具体化したものになるはずです。最後に、このアピールポイントは公務員として働く上でどのように役立つ能力なのかを伝えてまとめます。, 公務員試験の自己PRで最も重要なことは、公務員として働くにあたり必要なスキルがあるとアピールすることです。「責任感があります」と伝えるだけでなく、「~という場面で~という行動をし~という結果を出した(評価を受けた)」という根拠があって初めてスキルがあることが相手に伝わります。, 公務員試験の自己PRで最も重視されることは、実は細かい記載の仕方よりも全体的な人間性です。自己PRの文面やそれを使った面接において、相手が「この人と一緒に働きたい」と思えるような人間性を伝えることが重要といえます。「仕事ができる自分をアピールしなければ」と躍起になるのは逆効果となりやすいので、エピソードの選び方や言葉の使い方で自分の人間性を伝えましょう。, 自己PRの基本構成のとおり、まず最初に自分の一番の強みを伝え「自分はこんな人です」と印象付けることが大切です。そこで「私の強みは〇〇なところです」という伝え方ももちろんいいですが、「私は失敗するほど成長する人間です」のようにキャッチフレーズ化して伝えられるとインパクトがあり好印象を与えることができます。, 自己PRの中で自分が最も伝えたいアピールポイントを裏付けるエピソードは、説得力があることが必要です。例えば、「私は人当たりがよく丁寧な対応ができるところが強みです。現在まで続けている居酒屋のアルバイトではお客様への丁寧な対応を買われ、同年代のアルバイトが10名以上いる中でリーダーを任されました。」のように具体的な数や客観的な評価が伝わるエピソードになるよう工夫してみましょう。, 公務員試験の自己PRで使うエピソードは直近の経験から探すのが一般的ですが、どうしても使いやすいエピソードが見つからない場合は高校時代の経験から書いてみましょう。「その経験を踏まえて大学時代はこのように過ごした」というように時系列で現在に繋がるように書くと自然な流れの自己PRになります。, 志望動機が自己PRの内容とかけ離れていると、せっかくの自己PRが宙に浮いたようになり印象が薄くなってしまいます。例えば志望動機が「市民が気持ちよく生活できるよう支えたい」なのであれば、自己PRでは冷静さや客観性よりも周囲をよく見て気を配れる力をアピールした方が一貫性があり好印象を与えられるでしょう。, 自己PRでは自分の長所ばかりではなく、実は短所を書くこともアピールに使えます。なぜなら、自己分析ができているということと、その短所を自分なりに工夫してカバーしているということを伝えられるからです。そのため、短所を書くときは「その短所をどのような工夫で克服している(補っている)か」という内容もセットで伝えるといいでしょう。, 自己PRの中ではもちろん、自己PRと志望動機などの他の内容との間でも、書いていることが矛盾していないかチェックするようにしましょう。自己PRを客観的に読み通し、人物像がぶれていないか、読んでいて違和感がなく一貫性のある内容となっているかを注意します。, 公務員試験の自己PRを手書きする場合は字を丁寧に書くことに気をつけます。どれほど字を書くのが上手くても、雑に書いた字は読み手もわかってしまうものです。一方で、丁寧に時間をかけて書かれた字は下手でも綺麗です。字からも誠意が伝わるようにゆっくり丁寧に書くことを意識しましょう。, 同じ公務員でも、地方公務員と国家公務員は勤務先や仕事内容が異なることには注意が必要です。地方公務員は都道府県庁や市役所・町村役場などに勤務し、国家公務員は国の機関に勤務します。そのため、自己PRもそれぞれの勤務先を意識した内容を考える必要があります。地方公務員なら受験先の地域の特性を理解しどのように支えていきたいか、国家公務員なら国はどのようにあるべきかを意識して自己PRを作るといいでしょう。, 公務員の仕事では、国民もしくは自治体の住民のために責任ある業務を全うできることが求められます。民間企業で求められる営業力などは、長所ではあっても公務員に求められる能力とまではいえず、自己PRで使うアピールとしては弱いかもしれません。公務員の業務に活きるアピールポイントを伝えるようにしましょう。, 自己PRで書く内容が決まったら何度も添削を繰り返すことも重要です。全体を通して読み直すと改めて矛盾点や文法の誤りを見つけることもあります。また、他の人が読むと自分とは違う視点で改善すべきポイントが見つかることもあるので、友達などに自己PRの添削を頼んでみるのもいいですね。, 公務員試験の自己PRで最も好印象を与えやすいアピールポイントは責任感・協調性・真面目さです。公務員の仕事では自分の仕事に責任を持ち、周囲と連携を取りながら最後までやり遂げる力が求められます。アルバイトで責任ある立場を任された、サークルで仲間たちの関係を取り持ちイベントをやり遂げたなどの客観的な事実を交えた書き方がいいでしょう。, 公務員の仕事は国民または自治体の住民のために力を尽くす思いの強さが重要です。しかしその一方で法律に従って仕事をすることになるので、できることとできないことを冷静かつ客観的に判断する力も求められます。そのため、公務員試験の自己PRでは冷静さや客観性も好印象を与えるアピールポイントとなるのです。何かトラブルが起きた際に冷静に判断し解決できたエピソードなどがあると説得力が増しますね。, 継続してコツコツ仕事を続ける力も自己PRで好印象を与えやすいポイントのひとつです。公務員の仕事には目立ちはせずとも手間のかかる業務や忍耐力が必要な業務が多くあります。これらをこなしていくために必要な継続力を伝えることはいいアピールになるでしょう。, 公務員はクレームや理不尽な扱いを受けることも多い仕事です。そのため、落ち込むことがなく打たれ強いということも自己PRでの立派なアピールポイントになります。つらい出来事を乗り越えた経験や、効果的なストレス解消策を持っているので落ち込むことはないといった具体的なエピソードを併せて伝えるといいでしょう。, 基本的には法律やルールに則った仕事をする公務員ですが、ときには前例のないトラブルへの対応を求められることもあります。こういった突発的な出来事への対応力は自己PRで好印象を与える能力といえます。困難な問題に柔軟に対応し解決に導いたといった経験がある場合はこの能力をアピールするといいですね。, 「私は、周囲をよく見てサポートする力に長けています。大学で所属している〇〇部では副部長を務め、リーダーシップを発揮する部長と反発する者もいる部員の間を取り持ち、お互いの話をそれぞれよく聞いて誤解し合っている部分をなくすよう尽力しました。すると徐々にいい結果に繋がるようになり、県大会でも〇〇という結果を残すことができました。この協調性と調整力は、仕事内容が多岐に渡りコミュニケーションが重要な公務員の業務で活かすことができると考えています。」, 「私はどのような場面においても常に冷静さを保つことができます。例えば、私はアルバイト先のレストランで注文トラブルが起きたとき、お客様に理不尽な非難をされても冷静さを欠いたことは一度もありません。その場を収めるために最も適した対応を考えて実行に移すことができるので、自分だけでなく同僚のクレームなどにも対応し上司からも頼りにされていました。私はこの長所を活かし、公務員の仕事においても市民の方からの意見や要望、また突発的な事態などにも冷静さを保って対応することができると考えています。」, 「私は、目標達成のためにコツコツ努力できる継続力があります。私は小学生の頃から現在まで野球を続けていますが、所属している大学の野球部は部員数が多く、試合に出してもらうのも難しい状況でした。そこで試合に出られるようになるため、毎日3時間自主的に練習をして先輩に聞いた自分の弱点を修正していく習慣を欠かしませんでした。その結果、努力を認められレギュラーを勝ち取り試合に出ることができるようになりました。自分で決めた目標に向かって努力を欠かさない継続力は、よりよいサービスを目指す公務員にも必要不可欠な能力であると考えています。」, 「私の長所は何があってもめげずに前向きに取り組むところです。現在私が所属している〇〇部は全国でもトップレベルの選手が揃っており、毎日夜10時まで練習を行っています。ハードな練習と厳しい指導に堪えかねて〇人中〇人が部を辞めていく中、私は自分が心身ともに成長できるチャンスと捉えて前向きに練習に取り組みました。その結果私は3年生でキャプテンを任され、部としても〇〇という成績を収めることができました。この苦しい時期を乗り越えることができた打たれ強さは、ハードな業務や厳しい声をいただくことがある公務員の仕事でも活かすことができると考えています。」, 「私はどのような事態にも臨機応変に対応できることが強みです。私は大学入学時から居酒屋でのアルバイトを続け、現在はリーダーという立場を任されています。リーダーは同僚の急なシフトの変更の対応に加え、お客様のトラブルなどにも責任者として対応しなければいけません。私は1年間この立場を経験し、短い時間でその場に適した判断を下すことの重要性を学びました。この経験で得た臨機応変な対応力は、公務員の仕事において幅広い業務を素早くこなしていくのに活かすことができる能力であると考えています。」, 社会人経験者が民間企業から公務員に転職する場合、「なぜ公務員に転職しようと思ったのか」は面接で必ず聞かれるポイントです。この回答として「民間企業での業務が自分に合わなかった」など前職のマイナス面を伝えるのは避けましょう。それよりも「前職で得た〇〇という経験(スキル)を公務員の仕事で活かし、より高めたいと思った」というように、前職からさらにスキルアップしたいという積極性を自己PRで伝えると好印象を与えることができます。, 新卒にはない転職者のアドバンテージは社会人経験です。社会人としての常識が身についているのはいうまでもありませんが、企業との提携経験・専門的な知識など社会人経験者ならではのスキルは公務員試験の自己PRで必ずアピールするようにしましょう。, 民間企業の会社員と公務員の違いは仕事内容・立場・取引先などがありますが、最も大きな違いは公務員が全体の奉仕者であるということです。公務員は国民や自治体の住民の税金から給料が出るため、税金を支払っている側からの要求や圧力を強く受けることがあります。会社員以上に責任感や誠実さが重視されるのもこのためです。自己PRでは会社員から公務員へ、今までと大きく異なる職種へ転職することの意味を理解しているということも伝えられるよう意識しましょう。, 社会人経験者にとって、前職で経験したことは特別な知識やスキルでなくても貴重な財産です。「~というトラブルが起きたが~という方法で解決し~ということを学んだ」のように前職での社会人経験から得たことを積極的に伝えましょう。「この経験を公務員の〇〇の仕事に活かしたいと思った」のように繋げることができるとなおいいですね。, 「私の強みはコミュニケーション能力の高さです。前職では営業を担当し、様々な業界の取引先と関わっていました。訪問の際には必ず取引先の情報やその業界に関わるニュースを仕入れてから向かうようにしていたので、取引先で話題に困ることはありませんでした。また、取引先のニーズを把握するために相手の話に耳を傾けることを重視していたので、認識の行き違いがなく常に意思疎通ができていました。この能力は、同僚や関係機関だけでなく市民の方々とも常に関わりを持つ公務員の仕事においても活かすことができると考えています。」, 「私の長所は企画力です。私は〇〇会社の企画部で5年間新製品の開発を担当していました。開発には、新製品の発想はもちろん、構成を組み立て資料で効率的に伝え開発会議でわかりやすく説明するなどあらゆる力が必要となります。私はこれらを前職の経験でしっかり基礎から学び身につけたので、公務員の仕事においても会議やイベントなどの企画を立案し運営していく力を発揮することができると考えています。」, 「私の強みは、前職での事務経験を通して身につけた複数の業務を管理する力です。私は〇〇会社の総務課として、〇〇人分の物品管理や出張の調整、給料関係事務などを行っていました。業務内容が多岐にわたるとともに急な変更依頼を受けることも多く、常に全ての業務の優先順位を考えることを意識して取り組んできました。公務員の仕事もまた業務内容の幅が非常に広く、複数の案件を同時にこなす場面が多くあると思いますが、前職で身につけたこのタスク管理能力を活かしていきたいと考えています。」, 公務員試験でも、自己PRからわかる人物像を重視して採用を決める傾向が強くなってきています。好印象を与える自己PRで、公務員の仕事に活きる自分のアピールポイントをしっかりと伝えましょう!, 公務員試験の自己PRの書き方と例文!好印象を与えるには?のページです。Cherish [チェリッシュ]は、女性のライフスタイルに関する情報をまとめたWebメディアです。「こんなサイトが欲しかった」を目指し、様々な場面で疑問や悩みを持つ女性のために役立つ情報を日々発信しています。. 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自己評価をする事は自分の成長に繋げるためにも重要な事です。そして社会人になれば会社で自己評価をする事が増えます。ここでは、自己評価の効果的な書き方や、事務職や保育士など職業別にみた効果的な書き方を例文も併せて紹介し、まとめています。 公務員にも種類がある?それぞれの概要や試験内容を紹介, 公務員の自己PRは内容だけではなく、書式や字の丁寧さなどをチェックされることもあります。そのため、自己PRの基本的なポイントはしっかりと押さえておきましょう。, 自己PRでもっとも重要なのは自己分析をしっかりと行うことです。自身のアピールポイントを理解することが魅力的な自己PRの作成につながります。
継続力は真面目というアピールにもつながります。また、公務員は手間のかかる業務や忍耐力が必要な業務が多くあるので、継続力は効果的なアピールポイントです。, LINEアカウントに登録すると、就活ノートがダウンロードできる! 登録はコチラから. 公務員はクレーム対応や理不尽な扱いを受けることも多々あります。打たれ強さはそのような環境でも適応できることをアピールできる強みです。, 「私は冷静に行動することができます。高校から大学3年まで6年間、居酒屋でアルバイトをしていました。居酒屋は酔った方も多く、クレームやトラブルもよく発生していました。スタッフがお客様に理不尽な非難をされて、泣いてしまったときも冷静に対応できた経験があります。感情的にならず、落ち着いて対応することができるので、仕事でもこの強みを活かして貢献したいと考えています。」
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公務員は役所仕事が多いため、感情的にならない人間性は重要です。冷静さは好印象を与えるアピールポイントなので、実際に冷静に対応できた経験で強みを補強しましょう。, 「私は継続的に努力することができます。大学で所属していたサークルの部室は共同部室だったため、汚れていることが多々ありました。そこで私は、1年生のころから引退するまで部室使用日には毎回掃除し、ゴミを捨てて帰るようにしました。小さなことかもしれませんが、私が掃除するようになってから、部室も汚れにくくなり管理者の先生にもお褒めの言葉をいただきました。貴社でも、縁の下の力持ちとして業務に貢献したいと考えています。」
対して、国家公務員は国の奉仕者とした仕事を担い、社会奉仕や財政運営などを行う各省庁やその関連機関に勤務します。国家公務員は配属される各省庁によって業務が大きく異なるので、配属先に希望がある場合はその省庁に沿った強みをアピールすると効果的です。
「公務員試験の自己PRが不安」「公務員らしい自己PRってなに?」と考えている方も多いでしょう。狭き門である公務員試験を突破するためには、自己PRであなたの魅力をアピールすることが重要です。このコラムでは、自己PRの基本的な書き方や公務員志望の場合のポイント、例文をご紹介しています。公務員を目指している方はぜひ参考にしてみてください。, 一般企業はもちろん、公務員試験でも自己PRの重要度は変わりません。ただし、アピールすべき内容は一般企業とはやや異なるので注意が必要です。, 地方公務員を目指す場合は地方性に基づいたアピールポイントを、国家公務員を目指す場合は国家に仕える公務員としてのアピールポイントをみつけましょう。
地方公務員は、各都道府県の市役所や地方自治体に勤務することが前提です。地域に密着した業務を行っているので、地域性に基づいたポイントをアピールすると良いでしょう。
ここでは、公務員の人事考課について紹介していきます。人事考課は年齢や経歴などに関係なくその会社で働いている人を公正に評価し、給料や昇進などのために査定する役割を担っています。また、人事考課のメリットについても詳しく解説しているので、ぜひ参考にして下さい。 公務員を目指す方で、自己prの書き方に悩んでいる方も多いでしょう。このコラムでは公務員として効果的なアピール方法を解説しています。公務員の自己prで好印象を与える例文もご紹介しているので参考にしてみてください。 記載されている内容は2017年09月15日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。, また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。, 公務員になりたいと思われている方は少なくないでしょう。経済的にも社会的にも安定感のある公務員はとても魅力的です。しかし、そのためには公務員試験を突破しなくてはなりません。この中で意外に難関なのが、自己PRです。適した自己PRとは?またその例文をあげています。, 自己PRとは自分の長所を伝えることです。しかし、単純に「私は事務仕事が得意です。」とだけ言うだけでは、具体的に魅力は伝わりません。どの組織でも、責任感や誠実性など人間的な魅力のある人材、また組織の戦力になりそうな人材、また即戦力と考えられる人材を採用したいものです。自己PRをする時に大切なのは、まず自分自身についての長所・短所をよく理解することです。これは案外難しい作業ですが、羅列して書きだすことで自分自身で発見があるでしょう。しかし、今後のためにもまず自分自身の長所と短所は何か、整理してみましょう。そして、その長所は公務員に向いているかどうか、向いていると思えば自己PRの要素としていきます。短所と思われる部分はどう修正していくか予め考えておけば、自己PRだけではなく面接対策にもなるでしょう。, 自己㏚において、自分自身で整理しておくことも大切ですが、もう一つ他者からの評価が加わると、更に深いものになります。案外、自己評価は自分が「そうであるはず」と思っていただけに過ぎないこともあるのです。自分では協調性があると思っていても、実は周りから見るとスタンドプレーが多い人という印象であったり、一人コツコツ作業するのが好きなタイプと思われていたりすることもあるのです。他者とは、遠慮なく言ってくれる関係として親や兄弟・姉妹、また近しい友人がいます。また、転職して公務員になる場合は、現在の上司にそれとなく聞いたり、同僚に聞いてみるのも良いでしょう。例えそれが受け入れがたいことであったとしても、それがステップアップのためにはなるはずです。自己PRでもっとも大切なことは、自己のPRポイント、つまりアピールポイントを自分自身が正しく知っていることです。, 公務員は収入を含め、福利厚生が安定していることが、人気の理由の一つです。公務員になりたいと思っている方は、新卒以外にも多くいることでしょう。ただし、就職後はある程度安定が見込めるとしても、そのためには難関試験が待っています。また、公務員の倫理が問われることも多い昨今、自己PRなども大切な要素となっています。まずは公務員と公務員試験の概要をお伝えします。, ●国家公務員 国家公務員の総合職と一般職、法務省専門職員、裁判所職員など●地方公務員 都道府県職員、市町村職員大きくは、この二つに大別されます。そのほか国立大学法人、公安系公務員(警察、消防など)、教職員なども公務員です。公務員、つまり公の仕事をする人という意味合いもありますので、一般市民のためや行政・治安などに関する職業になることが多いでしょう。それ故に、試験においても公人としてきちんと語れるか、自己PRが大切になってくるのです。, 国家公務員でも地方公務員でも、試験区分はかなり細かく分かれます。大きく、事務系区分と技術系区分で分かれ、更にその中でも細かく種類が分かれています。また保健師などの専門職に対して、公務員の立場を採用している行政もありますし、地方自治体により職種は多々あります。やはり国家公務員の総合職が難易度が非常に高い、と思われる方が多いようですが、試験の難易度より実際の就職の方が難しいのが現状であったり、いわゆる噂と本当の難易度は一致しないこともあります。自分自身がどこで何をしたいのかをまず考えることが、試験での自己PRも生きたものになっていくでしょう。また、公務員ですから、ライフワークバランスを最優先できないこともあります。様々な要素を考え併せて情報を取っておくことが大切です。, 公務員試験で、自己PRをしてほしいと言われることは多くあります。公務員試験を受けるのであれば必須の要素だと思った方が良いでしょう。また、自己PRもただ話せばよいのではなく、「○分間で自己PRをして下さい。」と言われます。制限時間内で、どれだけすっきりと自分の魅力を伝えられるかが大切です。これが、いわゆるマスメディアのような創造性を重視する仕事であれば、自己PRは書きやすい要素があります。自分自身の夢や得意とすること、そのジャンルで叶えたい夢とそのために努力してきたことなど、振り幅広く自己PRすることができます。しかし、公務員はコツコツと市民や行政の分野で働く公人です。夢や希望に満ちあふれた自己PRが適しているかというと違ってきます。公人に求められるのは誠実さ、責任感、協調性、冷静さ、分析能力など、仕事を確実に正確にこなす力です。自分にはその能力があると自己PRする準備をしましょう。, そもそもPRとは、public relationsの略語で、元々の意味はpublic=メディア、国家、企業などの団体や個人が、一般の人々に向けて情報を広めたりすることです。その目的は、その団体や個人が対象に対して、理解を求めたりすることです。その行動のことになります。それが、段々とPR=宣伝活動のようになってきているため、自己PRに置いても自分の個性や特異性をアピールしないといけないような印象になっています。自己PRの目的は、自身のアピールで間違いありませんが、公務員という職種においてアピールするポイントがあります。, どの仕事においても責任感は大切ですが、公人として一般人のプライベートなことから司法・行政の骨幹に関わることまで関与するわけですから、責任の重さを実感していなくてはなりません。残念なことに公務員の責任感の薄さから起こる不祥事が相次いでいます。その中で、責任を持って仕事をしてくれる人は非常に貴重な存在です。自己PRの中で責任感があることを強調するには、学校なり前職での実績を上げることも、具体的で読みやすいでしょう。また、責任感を持って仕事をすることの価値を知っていることも自己PRで大切な要素です。, 公務員は時として一般市民に寄り添い、出来る限りの支援をするべく熱い思いで活動することも非常に大切です。しかし、思いが熱いことは大切ですが、そのための手段や方法に関しては公務員=公人として節度をもって冷静に進めていくことも必要で、その能力を自己PRすることも大切です。職種によっては、時に冷静に分析して淡々と進めていくことも必要になります。様々な業種によって違ってはきますが、公務員の仕事によっては感情的になりやすい状況もあるでしょう。自分自身の為すべき仕事を客観的に冷静に判断し、コツコツと持続する力があることも公務員にとって良い自己PRになります。冷静さや分析能力、客観性などを自己PRするには、面接上であればその話し方や態度、受け答えの仕方もみられる要素になりますし、文章であれば書き方に表すことができます。, 公務員の仕事は、チームで行うことも多いものです。一人で淡々と進める仕事もありますが、それでも上司や部下がいたり誰かとの関係性が必ずあります。そして指示を出す側と受ける側との関係性において、仕事を進めるものです。その中で、あまり突飛な行動をすると予測されたり、指揮命令系統がスムーズにいかないと思われるような自己PRは、損をするといえるでしょう。協調性があると判断される自己PRは公務員にとって有利です。協調性のアピールには、今まで行ってきた団体行動や、その中でもポジションなどを伝えて、共同作業を成し遂げたことなどを自己PRすると良いでしょう。, 派遣で働いている皆さんは、今の時給に満足していますか?もう少し欲しいなと思いますか?実は、派遣で働いている人の中には時給交渉をして、時給アップに成功した人もいます。彼らは一体どうやって時給交渉をしたのでしょうか?今回は時給交渉を成功させるコツをご紹介します。, 面接が苦手という人は多く、緊張するものです。しかし就職を勝ち取るには避けて通れないのが面接です。そこで面接で使う一人称について語りましょう。一人称はあなたの第一印象を決定づける重要な意味を持ちますので、基本的なビジネスマナーを紹介しましょう。, 二次面接で聞かれやすい質問・解答例とはどのようなものでしょう。特に一次面接との違いについても気になるとところです。この記事では、二次面接特有の質問や、転職、新卒などの状況別に、どのように二次面接で解答するか、具体的な例とともに解説したので参考にしてみて下さい。, 就職活動や転職活動などを行っているときに必ず必要となる履歴書。しかし、どんな履歴書を用意すればいいか悩むこともあるのではないでしょうか。今回は履歴書の紙質についてご紹介します。シチュエーションに合わせた紙質の履歴書を使用して、活動の参考にしてください。, 就職や転職をするとなれば自分を売り込むために自己PRを考える必要があります。不動産業界は人気も高いので入念に自己PRを練り上げる必要があります。今回は不動産業界の自己PRの作成のコツを例文を挙げながら新卒や未経験、転職などに分けてご紹介していきます。.
「自己PRが書けない」悩みを解決するには?, 公務員試験で好印象を与えるためのポイントを解説します。一般企業との違いを意識して、自己PRを作成しましょう。, 公務員に求められる人物像は、周囲と連携しながら最後まで責任を持ち、仕事を正確にやり遂げる誠実な人柄です。また、公務員に特別必要なスキルはありませんが、事務処理能力は高く評価されるので積極的にアピールすると良いでしょう。もちろん必要なスキルは配属先によって異なるので、しっかりと確認する必要があります。, 公務員として求められるポイントを理解したら、それに近いあなたの長所を強みとした自己PRを作成します。「ありきたりな強み」から「自身の強み」として述べられるように、あなたの今までの経験と結びつけましょう, 公務員は一般企業よりも真面目さが重視されることがあります。一般企業の自己PRでは個性が好まれることもありますが、、公務員の場合は真面目さを意識して自己PRを作成しましょう。, 最初に伝える強みはインパクトが重要なので、「協調性」「責任感」などの単語ではなく、キャッチフレーズに言い換えて伝えましょう。たとえば、「私はひまわりのように上に向かって成長する心があります」というように、なにかに例えるのも効果的です。, 以下の4つのアピールポイントは公務員として魅力的な強みとなります。あなた長所に近い例文を参考にしてみてください。, 「私は、チームで目標に向かって協力することができます。中学校から高校まで吹奏楽部に所属していました。吹奏楽は多くの部員で演奏を行います。パートごとの練習や全体練習など、それぞれの音色を合わさなくてはいけません。しかし、噛み合わない現状に不満を持つメンバーも増えてきて、雰囲気がぎくしゃくすることも多くなりました。そこで私は、部員全員で話し合う場を作りました。それぞれが抱えている問題をみんなで共有することによって、改善策が出るようになりました。また、話し合うことでお互いのことを知ることができ、支え合う力をより強固なものにできました。貴社でも、この協調性を活かして、業務に貢献してまいります。」
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まずは、自身の長所をいくつか見つけてみましょう。いまいち思い浮かばない場合は短所を長所に言い換えてみるのも1つの方法です。また、家族や友達などの第三者に聞いてみると自分でも思いがけない長所が見つかることもあります。, 自己PRの構成は結論・エピソード・結果の順で作成することが重要です。自己分析で見つけた自身の長所を最初に提示することで、採用担当者にあなたの強みをより印象づけられるでしょう。また、結論を意識しながらエピソードや結果を読んだり、聞いてもらえるので内容がより明確に伝わります。, どんな長所や強みも具体的なエピソードがなければイメージしにくくなってしまいます。あなたがその長所でどのように業務に貢献できるのか、実際の経験を通して採用担当者に伝えましょう。また、期間や長さを示す際に「5年間」「365日」など、数字を使用するとより具体的な内容になります。, 自分の長所や強み、経験を述べてもそこで終わってしまえばただの自慢話になってしまうので、その能力を業務でどのように活かせるのか記載しましょう。採用担当者にあなたが同僚として働くイメージを持ってもらうためにも、実際の業務に沿った内容であると好ましいです。たとえば、市役所での勤務を希望している場合は、「事務職で」「書類整理で」「窓口で」など具体的に述べるとより明確に伝わります。, 空欄が多いと意欲が感じられないなど、マイナスな印象を与えてしまうので、自己PR欄は8割以上埋めましょう。だからといって、文字を大きく書いたり、反対に詰め過ぎたりしてはいけません。丁寧に、はっきりと相手が読みやすい字を書きましょう。, 自己PRは誤字脱字がないことが前提なので、しっかりと確認しましょう。また、添削を繰り返し行うことで内容の矛盾や間違いに気づくこともあります。不安であれば第三者に読んでもらうのもおすすめです。
就職試験で必ず求められる自己prですが、公務員試験の場合はどのようにアピールすると好印象を与えられるのでしょうか?公務員試験の自己prの具体的な書き方やアピールすべきスキルを、新卒と転職者それぞれにぴったりの例文を交えてご紹介します!
周囲と連携が取れる協調性は、公務員にとって効果的なアピールポイントです。エピソードであなたの強みである協調性が具体的にイメージできるようにしましょう, 「私の強みは打たれ強いことです。小学生のころは小柄でからかわれることもあり、中学では練習が厳しいと噂のある野球部に入りました。朝や放課後の練習では常に走り回り、1年生は自身の練習のほかに、先輩のサポートも行います。休む暇もない練習量に、次第に辞めていく部員が出てきました。しかし、私は諦めずに練習に取り組み、自宅でもトレーニングをして体力づくりを行いました。そのおかげで、日々の練習メニューも余裕をもってこなせるようになりました。この経験を通して、辛いことも乗り越えれば自身の力になることを学びました。貴社でも諦めない心で業務に貢献したいです。」