想定地震 茨城県地震被害想定について. 県 では,平成10年3月に地震被害想定を公表しましたが,公表から約20年が経過し,人口,建物分布,インフラの整備状況などが変化したことなどを踏まえ,最新の科学的知見とデータに基づき,新たに地震被害想定調査を実施しました。. Copyright © 2020 地震NEWS. また茨城県南部は北部とともに地震の多いエリアで、南部で発生する地震は震源の深さが50〜60kmのものが多いのです。この茨城県南部の地表下50〜60kmあたりは、フィリピン海プレートが沈み込んだ先の先端部分にあたります。. 概要. 関東地方で地震が相次いで発生していることに気付いてますか? なかでも集中しているのが「茨城県南部」を震源とする地震です。 その数は今月だけで「13回」も発生をしています。 これだけ多くの地震が発生すると「首都直下型地震」の影響や関連が気になります。 1919年以降、茨城県沖で発生してきた有感地震は4,480回でそのうちm5.0以上であったのが558回。 気象庁によると2020年10月04日08:40に茨城県沖でM3.3・震度2の地震が発生した。茨城県沖で有感地震が記録されたのは2日ぶり。今年38回目となる有感地震であった。, 茨城県沖で有感地震が観測されたのは2020年10月02日のM3.9・震度1以来2日ぶり。今回の震源からは約49km離れた場所で深さは49kmであった。その前は2020年09月14日のM3.5・震度2で、今回の震源から約15km離れた場所で深さは53kmであった。, 今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震11事例のうち、その後1ヶ月以内に茨城県沖を含む関東地方でM6クラス以上の地震が起きていたのは11事例中7例であった。, M6クラス以上地震の発生数は1919年以降に関東地方で発生してきたM6クラス以上の平均発生頻度を1とした場合2.5に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、関東地方への繋がりは多いと言える。, 同様に過去のM6クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合の東北地方における繋がりは11事例中5例で平均発生頻度1に対し1.1と通常程度と言える。, 茨城県沖で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が109回であるのに対し2019年に茨城県沖における1週間平均値は104回であったことから、現在の状況は通常並みと言える。, 茨城県沖を含む関東地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は476回で、2019年に関東地方で記録された地震数は1週間当たり554回であったので、関東地方における現在の地震数は通常並みと言える状態である。, 今回の有感地震は2020年としては38回目。茨城県沖では2019年に54回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は1回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。, 2020年としてはこれまでの計37回のうちM3.0未満だったのが1回、M3.0~3.9が16回、M4.0~4.9が16回、M5.0以上が4回となっている。, 茨城県沖における最近のM5以上有感地震を日付の近かった順に並べるとこのようになる。 2020年09月07日 M5.2 震度3 茨城県沖 2020年08月06日 M5.6 震度3 茨城県沖 2020年05月11日 M5.8 震度3 茨城県沖 2020年02月06日 M5.7 震度2 茨城県沖 2019年02月18日 M5.0 震度1 茨城県沖, 茨城県沖を含む関東地方で最近起きたM5.0以上の地震としては2020年09月07日の茨城県沖M5.2・震度3が挙げられる。, 1919年以降、茨城県沖で発生してきた有感地震は4,480回でそのうちM5.0以上であったのが558回。またM6.0以上は82回でM7.0以上の大地震は6回記録されている(規模不明は除く)。, 過去最大だったのは2011年03月11日のM7.6・震度6強で深さは43kmであった。, 茨城県沖において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。 2011年03月11日 M7.6 震度6強 茨城県沖 1924年08月15日 M7.2 震度5 茨城県沖 1923年06月02日 M7.1 震度4 茨城県沖 1938年05月23日 M7.0 震度5 茨城県沖 1982年07月23日 M7.0 震度4 茨城県沖, また今回の震源から約20km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると1982年11月10日に茨城県北部でM5.0・震度3の地震が約8kmの距離(深さ100km)で起きていた他、1925年01月22日に茨城県沖でM5.5・震度4の地震が約11kmの距離(深さ31km)で起きていた。, 同じ条件、今回の震源から約20km以内で記録されてきたM5.0以上地震を規模順にすると最大だったのは2016年12月28日に約18kmの距離で発生した茨城県北部M6.3・震度6弱(深さ11km)であった。, 当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は関東地方など方面別予測が現在347予測。また茨城県沖など震源地別予測が現在1271予測となっている。, 方面別予測において現在、計347予測中、Aクラスは12予測、Bクラスは51予測、Cクラスは284予測。このうち関東地方に対してはAクラス予測が2予測、Bクラス予測が3予測、Cクラス予測が21予測となっている。, また震源地予測では現在、計1271予測中、Aクラスが19予測、Bクラスが106予測、Cクラスが1146予測となっており、このうち茨城県沖に対してはAクラスが2予測、Bクラスが8予測、Cクラスが16予測となっている。, 通常時との比較では関東地方の現在の危険度は100%前後、茨城県沖の危険度は100%以上となっている。, 今回の茨城県沖M3.3の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた11件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。, 茨城県沖を含む関東地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースは11事例中7例であった。, 関東地方で今回の震源付近において同規模・同程度の深さの地震が発生した際、その後1ヶ月以内にM6クラス以上が起きていた震源と事例数(上位10震央)。, 茨城県沖 11事例中5例 関東東方沖 11事例中2例 茨城県南部 11事例中1例 茨城県北部 11事例中1例 千葉県東方沖 11事例中1例, また、東北地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースが11事例中5例であった。, 過去のM6クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合の東北地方における繋がりは11事例中5例で平均発生頻度1に対し1.1と通常程度と言える。, 東北地方で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M6クラス以上が起きていた震源と事例数。, 福島県沖 11事例中4例 三陸沖 11事例中3例 青森県東方沖 11事例中1例 宮城県沖 11事例中1例 岩手県沖 11事例中1例, ※本文に記載の情報は速報値に基づいており、その後情報が更新される場合があります。最新の情報は関係機関にてご確認下さい。 ※記事及びデータの使用はご遠慮下さい。当社のポリシーは「無断転載禁止」をご覧下さい。 ※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。 ※この記事は合同会社イイチロの地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の記事自動制作支援システムを利用しています。 ※画像は気象庁より。, [FORECAST – データ解析による地震予測の合同会社イイチロ] 2020/08/05 06:48, [FORECAST – データ解析による地震予測の合同会社イイチロ] 2020/07/26 22:44, [FORECAST – データ解析による地震予測の合同会社イイチロ] 2020/07/21 19:51, [FORECAST – データ解析による地震予測の合同会社イイチロ] 2020/07/17 13:42, [FORECAST – データ解析による地震予測の合同会社イイチロ] 2020/07/15 09:49. 概要. 海溝型の地震でもっとも顕著となるのは津波による被害です。 茨城県沖~房総半島沖で発生する地震の場合、最速17分で津波が到達し、最高で11mを超える高さになるとされています。 もともと地震が多い場所! まず覚えておきたいのが 「茨城県北部」を震源とする地震は 元々”多い”のが事実です。 震度1、2の小さな地震は本当に 毎月必ずと言っていいほど1回は 発生していますし 場合によっては1日に複数回発生したり、 少し強めの地震が発生することもあります。 茨城県に被害を及ぼす地震は、関東地方東方沖合や相模湾から房総半島南東沖にかけてのプレート境界付近で発生する地震、陸域のやや深い場所で発生する地震、陸域の深い場所で発生する地震です。 特に茨城県沖で発生するマグニチュード7.0~7.5程度の地震は、今後30年以内に 80% の確率で起こると言われています。 沈み込んだプレート内の地震 でもマグニチュード7.0~7.5程度の地震が 60~70% と高い発生確率となっています。 茨城県沖を含む関東地方で最近起きたm5.0以上の地震としては2020年09月07日の茨城県沖m5.2・震度3が挙げられる。 茨城県沖の過去の地震データ. 茨城県沖では太平洋プレートと陸のプレート(北アメリカプレート)境界で、m6.7 - 7.2の地震が繰り返し発生している。 震源位置などから1920年代、1943年、1960年代、1982年、2010年前後の地震がこのタイプの地震とみられ、ほぼ同じ震源域を持っていると考えられる 。 茨城県沖: m3.3: 2020年10月02日20時01分頃: 茨城県沖: m3.9: 2020年09月14日18時10分頃: 茨城県沖: m3.6: 2020年09月12日11時38分頃: 茨城県沖: m3.9: 2020年09月10日12時26分頃: 茨城県沖: m4.1: 2020年09月07日12時30分頃: 茨城県沖: m4.5: 2020年09月07日06時34分頃: 茨城県沖… 国内全有感地震・海外主要地震の解説、地震予測も。地震データ解析システムの合同会社イイチロ提供. 2020/6/7〜6/8は茨城県・千葉県周辺で小規模な地震が相次ぎ、夕刻には薩摩半島西方沖でも小規模な地震が発生。茨城県南部・千葉県東方沖ともに地震が頻発する震源域ではありますので短期間に集中発生したとしても珍しい動きではないと言えます。とは言え集中して地震が発生するということは地下の動きが活発であるということです。, 2020/6/7〜6/8は茨城県・千葉県周辺で小規模な地震が相次ぎました。また、夕刻には薩摩半島西方沖でも小規模な地震が発生。 それぞれを時系列で列挙すると次の通りです(最新順), 【薩摩半島西方沖】 2020/06/08 18:36頃, 震度2, M2.8, 深さ10km, 北緯:31.6, 東経:130.3, 【茨城県南部】 2020/06/08 00:17頃, 震度2, M3.4, 深さ50km, 北緯:36.2, 東経:140.0, 【茨城県沖】 2020/06/07 21:44頃, 震度2, M3.8, 深さ30km, 北緯:36.0, 東経:141.2, 【茨城県南部】 2020/06/07 10:47頃, 震度1, M2.9, 深さ40km, 北緯:36.0, 東経:140.3, 【千葉県東方沖】 2020/06/07 09:26頃, 震度1, M3.5, 深さ50km, 北緯:35.7, 東経:140.8, 茨城県南部・千葉県東方沖ともに地震が頻発する震源域ではありますので、短期間に集中発生したとしても珍しい動きではないと言えます。とは言え、集中して有感地震が発生するということは、それだけ地下の動きが活発であるということです。 特に房総沖においては, の3つのプレートが重なり合う特異点とも言える領域があり、そこを起点として北側には日本海溝、南側には伊豆・小笠原・マリアナ海溝が続いています。それぞれのプレートは常に動き続けていることも、日本列島で地震が多い一因となっています。, また茨城県南部は北部とともに地震の多いエリアで、南部で発生する地震は震源の深さが50〜60kmのものが多いのです。この茨城県南部の地表下50〜60kmあたりは、フィリピン海プレートが沈み込んだ先の先端部分にあたります。, 地震の多い茨城県内においては、意外なことに「確実に活断層である」とされるものはこれまでに知られていません。 日本有数の大断層である「棚倉断層」は存在していますが、これは活断層ではないのです。 (棚倉断層:茨城県常陸太田市と福島県棚倉町の間を北北西から南南東方向へ通る約60キロメートルの横ずれ断層), 棚倉断層は棚倉西縁断層と棚倉東縁断層から構成されていて、その中間に破砕帯があります。これらを含めて「棚倉構造線」も呼ばれ、従来は東北日本と西南日本の境界線と考えられてきました。 (別途、東北日本と西南日本の境界線は利根川構造線であるという見解もあります), また茨城県の北部の陸から沖合にかけては、棚倉構造線と同様の走向を持つ長さの短い断層が多数分布しています。東日本大震災以降、これらの断層に次々と正断層型の地震が生じて破損等の被害が発生しているという状況もありますので、今後も長期的な警戒と備えが必要です。, もとより茨城県内は「中規模地震の巣」と言えるくらい地震が頻発するエリアであり、今後の情報には注意しつつ備えだけはしっかりと。, 昨年後半から茨城県での地震活動の活発化を感じさせるような動きがありますが、同様の活動例はこれまで全国各地で見られます。こうした動きが次の巨大地震などの前兆かどうかは現代科学の力では残念ながら確度の高い予測としては判断できない現実がありますし、短期的には「通常運転」とも言えます。, 首都直下型地震や南海トラフ巨大地震がいつ起きるのかという点を気にするよりも、次の大きな自然災害が起きた時に、命さえ無事ならその後を乗り切っていくための備えがあるかどうかが重要です。, 【食べたら出ます。水食料は意外となんとかなります。しかし災害時に繰り返されるトイレ問題の解決は個人や家庭での備えがベストです。まずはこれを備えましょう】, 【簡易トイレは個包装よりも必要資材をまとめ買い!「真夏・常温の空いたサバ缶」や「うんち」のニオイすら封じ込める防臭袋「BOS」は備災用品のマストアイテム】, 【災害時の簡易トイレで「おしっこ」の処理の必需品。1gで300ml以上の水分を吸収して燃やすゴミ化】, 【手持ちの懐中電灯などは片手が塞がるため夜間の避難や作業時に不便。そこでオススメは頭にかぶる「ヘッドライト」です】, 【アウトドア派には馴染みの「ケリーケトル」。小型の焚き火コンロとヤカンがセットになって、木切れや古新聞・ダンボールなど手頃な「燃えるもの」を燃料に、ガスや電気が無くてもお湯が沸かせる便利アイテム】, 【いきなりの停電時にも1〜2日は家電が使えるポータブル電源があれば安心。キャンプにも重宝します】, 【災害時にも意外と大活躍のスマホもバッテリーが切れたら使えません。太陽光で充電できるソーラーチャージャーは1つ備えておきましょう】, 【断水時で給水車も来ない!そんな場合はこの携帯用浄水器で河川の水を濾過、沸かせば飲めます】, 【備蓄用燃料としても最適な「カセットガスボンベ」で使える暖房用ストーブ。災害時にも暖を取れ秋冬キャンプでも大活躍。編集部スタッフも愛用中です】, 【リビングと寝室が備わった「2ルーム・テント」なら家族3〜4人で快適に過ごせます。被災時にも使う想定なら、熊本地震でも大活躍した2ルーム・テントがオススメです】, 次の震災・災害に備える「備災」をテーマに、被災時にも大活躍のアウトドアグッズを日常で活用して. 【全国】北海道, 東京, 千葉, 岐阜, 日向灘で小規模な地震(2020/06/06), 【全国】土佐湾で約10年ぶりの震度4、全国各地でも小規模な地震が相次ぐ(2020/6/9〜6/10), 【全国】千葉, 岩手, 岐阜, 神奈川, 種子島で小規模な地震が相次ぐ(2020/10/28), 【全国】長野,茨城,沖縄,西表,硫黄島で中小規模の地震相次ぐ(2020/10/20〜10/22), 【全国】三陸沖,福島,和歌山,熊本,鹿児島で相次ぐ小規模な地震(2020/3/1〜3/2), 【全国】青森,岩手,長野,千葉,トカラ列島,父島近海で相次ぐ地震(2020/02/24), 【東京・神奈川】神奈川県西部のM4.3と東京湾のM3.1の地震(2019/7/8〜7/9). All Rights Reserved. 茨城県沖~房総半島沖で発生する地震の場合の津波の高さ、到達時間. © Copyright feliXani.llc All Right Reserved. もともと地震が多い場所! まず覚えておきたいのが 「茨城県北部」を震源とする地震は 元々”多い”のが事実です。 震度1、2の小さな地震は本当に 毎月必ずと言っていいほど1回は 発生していますし 場合によっては1日に複数回発生したり、 少し強めの地震が発生することもあります。 気象庁による統計1923年以来、茨城県を襲った震度5以上の地震は「43回」、震度6以上の地震は「5回」と、全国でも大きな地震がかなり起きやすい地域といえます。 震源は、「内陸」「三陸沖の太平洋プレート」の2つのタイプがあります。 茨城県沖では太平洋プレートと陸のプレート(北アメリカプレート)境界で、m6.7 - 7.2の地震が繰り返し発生している。 震源位置などから1920年代、1943年、1960年代、1982年、2010年前後の地震がこのタイプの地震とみられ、ほぼ同じ震源域を持っていると考えられる 。