2020/04/22, まず,日本列島周辺には何枚のプレートが存在していて,それぞれ何という名前のプレートだったか答えられますか?, そうです,ユーラシアプレート,北米プレート,太平洋プレート,フィリピン海プレートの合計4枚でしたね。, 日本列島の白地図の上にだいたいの境界の位置が自分で書き込めるようになっておきましょう。, 自分が持っている資料集でも似たような地図が載っていると思うので,確認してくださいね。, 特にユーラシアプレートとフィリピン海プレートの狭まる境界にある南海トラフ(トラフというのは海溝のスケールが小さいものと思ってください。)では近いうちに南海トラフ沖地震が発生する可能性が高いとニュースでも頻繁に取り上げられていますね。, いかに中学校の地理の勉強で用語だけを丸暗記し,中身をわかっていない勉強になっているか反省しましょう。, まず,フォッサマグナとは東北日本と西南日本の境目となる大きな亀裂帯のことをいいます。, かつてはこんな映画もありました(あんまり関係ないけど笑 日本列島の形が昔は全然違うのよと言いたいだけです)。, 案外知らない人も多いと思いますが,かつての日本列島はこのフォッサマグナを境目にして東北日本と西南日本の間には大きな溝があったのです。, 一番左の地図にあるように,1600万年前には日本海と太平洋は海でつながっていたんですね。, この大きな溝は長い時間の中で大量の土砂や海底火山からの噴出物によって次第に埋められ,現在では陸地になっています。, フォッサマグナは東西に大きな幅があり,この溝の西側のラインを糸魚川・静岡構造線と呼ぶわけです。, 図を見たらわかると思いますが要するに地質(簡単に言えばたまっている土)が全く異なります。, ちなみにフォッサマグナの西側は柏崎・千葉構造線とされていますが,糸魚川・静岡構造線ほど境目が明瞭に残っていないため,こちらは地理の教科書レベルでは出てきません。, 当たり前ですが,目の前で「うわー!どんどんプレートが狭まってるー!!」なんて感じることはできません。, ただ,異なる地質がぶつかり合っているわけなので,写真にあるように,断層破砕帯というゾーンが形成されています。, これはプレートの境界ではなく,フォッサマグナよりももっと昔の日本列島が形成された時代につくられた断層です。, 北側にある地層は比較的温度が高く地表に近い地中で化学変化を受け作られた地質,南側にある地層は比較的温度が低く地下の深いところで高い圧力を受けて化学変化が起こったことによって作られた地質です。, そして北側は東側へ,南側は西側へ動くと横ずれ断層となっており,現在も地震が起きやすい地域となっています。, センター試験や模擬試験では内帯と外帯がよく逆のひっかけ問題が作られるので要注意です。, 海洋プレートは深く沈み込んだのち,岩石が含む水分が放出されることによって岩石が溶けだし,マグマが作られます。, これが地上に噴出してくると火山になるのですが,図を見てわかるように,火山ができやすい地域はプレート境界(海溝部分)よりこの図で言えば少し左側(内陸側)になりますね。, だから日本列島でもプレートの狭まる境界は列島の南東部に多いわけですが,火山が並んでいるのはその境目から北西部に多いわけです。, -
異常変動はすべて、ミニプレート④、⑤、⑥で起きていました。なお、2014年11月22に発生した長野県北部地震(m6.7、最大震度6弱)、そして2018年5月25日に発生した長野県北部地震(m5.2、最大震度5強)の震源は、ともにミニプレート⑤と⑥の境界付近でした。 →ユーラシアプレート,北アメリカプレート,太平洋プレート,フィリピン海プレート フォッサマグナ…西南日本と東北日本の境目 →西端は糸魚川・静岡構造線 中央構造線…日本を東西に走る大断層 →地震多発,北側を内帯,南側を外帯と呼ぶ 地震のニュースなどで、たびたび登場する<太平洋プレート>や<フィリピン海プレート>と呼ばれているのは、地下にある巨大な岩盤のことです。JESEA地震科学探査機構では、2016年に発生した熊本地震を解析するなかで、日本列島の地下には同一方向に動くいくつかの塊があり、その“ミニプレート”が動くことで、境界部にひずみが溜まり、地震が発生しているという「ミニプレート理論」とも言うべき仮説に辿り着きました。 まず、日本列島を測位衛星の三次元データをもとに、いくつかの塊(クラス … 高校地理をわかりやすく,そして楽しく! ,
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熊本の大地震の後、数年後に長野で大きめの地震が発生しています。 熊本の地震と長野の地震は、どうやら関係があるようです。 2県の過去の主な地震についてみてみましょう。 (日付が新しい順) 2018.5.11 長野 北部 震度5弱; 2017.7/11 鹿児島 薩摩 震度5強
長野県には、長野盆地西緑断層帯、伊那谷断層帯、阿寺断層帯など多くの活断層が存在し、特に糸魚川-静岡構造線断層帯は全国の活断層の中でも大地震の発生確率が高いとされ、今後の発生が危惧されています。 また、政府の発表によると、県内にも大きな被害が予想される南海トラフ地震(マグニチュード8~9クラス)が、今後30年以内に発生する確率は70%~80%とされています。 近年をみても長野県では、平成23年3月11日の長野県北部の地震(最大震度6強)、平成26年11月22日の神城断層地震など、 … 2018 All Rights Reserved. 長野県中部地震 ( ながのけんちゅうぶじしん ) は、2011年 6月30日08時16分37秒 ごろ、長野県 松本市付近で発生した地震である。 地震の規模はMj5.4 (Mw5.0)。 現役高校教師がどんな参考書よりもわかりやすく,センター試験(大学入学共通テスト)で高得点を目標に,地理の授業を解説します。, 2018/03/27
æ層帯(ç³éå±±èåç¸è¥¿é¨-ä¼äºç), é«ç³çå°è¥¿ç¸-çæ¼å±±å°æ±ç¸æ層帯. 地理の授業, 自然環境 フィリピン海プレート, フォッサマグナ, ユーラシアプレート, 中央構造線, 内帯, 北アメリカプレート, 南海トラフ, 外帯, 太平洋プレート, 日本海溝, 柏崎・千葉構造線, 火山フロント, 糸魚川ー静岡構造線, 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。, 前回の授業では火山地形と自然災害について学習しました。 今日は中学校の地理の授業 …, さて,離水海岸が終わったところで,次に沈水海岸です。 沈水海岸はリアス海岸,フィ …, さて,これまでの学習で雨温図やハイサーグラフの読図方法について学習しました。 少 …, 前回の授業では河岸段丘・洪積台地について学習しました。 今回は砂浜海岸についてで …, それでは本格的に授業を始めていきましょう。 まず,みなさんに2つ質問です。 …, 前回の授業では侵食平野について学習しました。 今回,学習する内容は,正直に申し上 …, さて,前回の授業では気候の3要素である降水について学習しました。 今回は3要素の …, 前回の授業ではサンゴ礁地形について学習しました。 今回は氷河地形です。 そもそも …, 前回の授業では沖積平野である扇状地・氾濫原・三角州について学習しました。 今日は …, さて,前回の授業では気候の3要素である風について学習しました。 今回は,気候区分 …, さて,前回は熱帯気候の特徴について学習しました。 今回は続いて乾燥帯気候です。 …, さて,前回は雨季と乾季が生まれるメカニズムについて学習しました。 今回からは,ケ …, さて,前回はケッペンの気候区分-雨温図の判別方法-について学習しました。 今回は …. 地震には、大きく分けて「プレート間地震 ... 2011年の東日本大震災の翌日には、長野県北部地震(マグニチュード6.7)が発生し、犠牲者3名、負傷者12 名を出しています。 2014年11月22日にも長野県北部でマグニチュード6.7の地震が起き、最大震度6弱を記録しています。 群発地震. ーーー地震調査研究推進本部 事務局(27.4) 個別活断層の評価・改訂 (1)関東平野北西縁断層帯 (4)信濃川断層帯(長野盆地西縁断層帯) (2)神縄・国府津-松田断層帯 (3)糸魚川-静岡構造線 …